足ツボという言葉はよく耳にすると思いますが、イメージとしては「痛いんでしょ」とか、
テレビで「痛タタタタ、とかやってるやつでしょ」というのを浮かべると思います。
まず、リフレクソロジーとフットケアは基本的に同じものになります。
言い方の違いで、リフレクソロジーというと一般の人にはイメージしづらいので、
リラクゼーションの会社がフットケアと言い換えてあります。
では、足ツボとは、どういったものでしょうか?
また、足ツボとリフレクソロジーの違いを書いてみました。
足つぼとはどんなもの?
そもそもツボとはどのようなものでしょうか?
ツボとは
「経絡」上に存在する点のこと。
経絡とは
全身に川のように巡っている気の流れのことです。
足つぼとは?
その「経絡」上に存在する点の足の部分になります。
疲れなどで、全身に巡っている気が点(ツボ)の部分で滞ってしまう事がありますので、
押したり刺激することで、血行を良くしたり、症状を改善することができます。
テレビで見るのはこの足ツボの方ですね。
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リフレクソロジーとは
直訳すると「リフレックス=反射」「ロジー=学問」で反射学という意味ですが、よく分からないですよね。
身体の臓器や神経などの各部分が足や手などに反射して関連していると考えられているのですが、
手足の裏や甲にあるポイントは胃、腸、肩、腰、目など全身の部位に関連していて、
例えば、足の裏の関連ポイントを指で刺激すると身体の各部位の機能を活発になり、人間が本来持ち合わせている『自然治癒力』を最大限に引き出し、健康の回復、維持、増進を図る手助けをするものです。
例えば腸に関連するポイントを刺激する場合、足ツボと違い点ではなく、点より少し広い範囲でポイントがあるので押すというよりは、押し流すように施術していきます。
その関連するポイント(押し流すポイント)のことを反射区といい、
反射区の区とは、押し流すポイントが点より少し広い範囲である為、「小さく区切られた区画」という意味で反射区と言います。
リフレクソロジーは大きく分けて2種類
英国式リフレクソロジー
英国式はリラックスしていただくことに重きを置きます。
施術方法は、クリームやオイルを使い、主に親指のお腹の部分で柔らかく押し流すように刺激し、痛みが少ないのが特徴です。
東洋式リフレクソロジー
台湾や中国などに代表される東洋式のリフレクソロジーは、自然治癒力を高めることに重きを置いています。
施術方法は、クリームやオイルを使い、主に指の第2関節の甲側の部分で押し流すように強めに刺激していきます。
施術箇所(足の場合)
英国式、東洋式ともに基本的には、膝から下(足裏、足の甲、すね、ふくらはぎ、膝周り)を行います。
「足ツボ」と「リフレクソロジー」の違いは?
押すポイントと押し方が違うということです。
「足ツボ」は経絡の流れ上にある一点一点を押していくこと。
「リフレクソロジー」は反射区を押し流していくこと。
効果はどう違うの?
効果にさほど違いはないと思います。
どちらも施術方法が違うだけで結果、身体の本来持っている自然治癒力を高めるという目的は同じだからです。
まとめ
足ツボとリフレクソロジーの違い
についてでした。
足ツボ、リフレクソロジーの違いは、どちらのやり方が好きかの違いだと思います。
一点一点を押して欲しいか、クリームやオイルを使い押し流して欲しいかです。
また、クリームやオイルが苦手な人もいますし、その日の気分によって、どちらを選んでもいいと思いますが、
最近ではサロンのメニューに足ツボと書いてあっても、リフレクソロジーのことを指すことがほとんどです。
一部のサロンでマッサージ師(国家資格者)が足ツボを行なっているぐらいだと思います。
ちなみに、ふくらはぎがむくんでいたり、特に疲れている方はリフレクソロジーがお勧めです。
何故かと言うと、クリームまたはオイルを使用してふくらはぎを丁寧に施術していくので、
施術者の腕にもよりますが、施術前と後ではブーツがゆるくなるくらいふくらはぎが細くなって帰ることができます。
リフレクソロジーも会社によって、日本人に合うよう独自の施術を開発して行なっているサロンが多くなっているので、
学びたい方も受けたい方もいろいろ体験して自分に合ったものを見つけるのがいいかと思います。