女性を積極的に採用する業界が増えてきた中、リラクゼーション業界も例外ではありません。
大手の会社は特に若い女性を積極採用している傾向にあります。
何故女性を多く採用するのでしょうか?
女性セラピストと男性セラピストのメリット・デメリットを、私が見てきた、聞いてきたことをお伝えしていきたいと思います。
お客様は女性が多いのか男性が多いのか?
これはそれぞれのサロンの周辺地域で、来店されるお客様の種類が違うので、男女比も違いがでますし、
そのサロンがターゲットにするお客様によって、店舗の外観、内装、全体の雰囲気作りによって女性が入りやすいか、男性が入りやすいかでも違ってきます。
何かの施設に入っている場合、
例えば温浴施設にサロンが入っている場合、その施設に来店されるお客様によって変わってきます。
なので、男女比に違いがでるか、同じくらいかはサロンによって大分変わるので一概には言えません。
お客様の男女比に違いがあるとは言えない。
でも会社は女性セラピストを多く採用する。
それは何故か?
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会社が女性セラピストを採用する理由
それは男女比に関係なく女性セラピストに施術をしてもらいたいと思うお客様が多く、
会社も売上げを上げることを第一に考えているからです。
もちろん全ての会社がそうなわけではなく、セラピストのことを第一に考えている会社もあります。
女性セラピストが希望される理由
女性のお客様の場合
1、男性に身体を触られるのが恥ずかしい、苦手な方がいらっしゃいます。
特にフットケアは脚を直接触るので女性を希望される方は多いです。
2、男性セラピストだと強く押されるんじゃないか、痛いんじゃないかと不安で女性セラピストを希望される方もいます。
男性のお客様の場合
1、女性セラピストに触ってもらいたい、癒されたい、女性と話したいと思って女性希望をされる方が特に多いと思います。
2、女性の細い指の鋭く入る感じが好きという方もいて、指の形で女性を希望したりします。
男性セラピストが希望される理由
1、強く押して欲しい。
ボディケアを受け慣れている方、デスクワークやスマホ疲れの方など
身体が凝り固まっていて強く押してもらわないとほぐれないと思っている人が多く、それが男性セラピストを希望する一番の理由ですね。
2、女性指名とは逆で、女性セラピストの鋭く入る細い指が苦手で男性セラピストを希望することがあります。
女性セラピストの不利なところ
強く押せないと思われている。
一部のお客様の中には女性セラピストだと力が弱く、押せないと思っている方もいますので、
そういうお客様は男性希望でと言ってきます。
女性セラピストからすると「私も強く押せるのに」と言いたいと思いますし、
実際強押しが出来る女性セラピストも多くいますので、
そういう方が強押し希望のお客様を施術すると、
「女性なのにこんなに強く押せるの」と言うギャップから指名になったりします。
男性セラピストの不利なところ
1、男性に身体を触られるのが苦手
2、女性に触ってもらいたい、話したい。
など女性セラピストと逆になりますね。
この様な理由から女性の採用に力を入れる会社が多くなっています。
じゃあ男性セラピスト重要視されないのでしょうか?
どんなセラピストが生き残っていくのか
たとえ採用の段階で女性が多かったとしても、結局は長く続けていけるかが重要になってきます。
半年後、一年後、数年後と残っているのは、男女で半々くらいになっているかと思います。
では、長く続けていけるセラピストとはどの様な人なのでしょうか?
1、やはり指名が多いセラピストになりますね。
指名は数ヶ月すると数名つくようになると思いますが、そこから増やしていくのに人と違った努力や個性が必要になってきます。
2、体力と精神力の強い人
体力面は最初は体の使い方が分かっていないので力で押そうとしてとにかく疲れます。
その内慣れてくると楽に押せるようになりますが、
長時間勤務の為、疲労が蓄積されて
「お客様より凝ってるじゃん」てことになります。
体力作り、疲労回復の方法を考えた方がいいです。
精神面は忙しくないお店に配属された場合、
最初は指名が取れなくてあまり施術に入らなく、給料が上がらないので生活できるかこのままでいいのか不安だったり、
女性が女性の多い職場に入ると人間関係で疲れてしまったり(職場によりますが)と、精神的にタフでないと続けるのが難しいと感じます。
私の経験ですが、リラクゼーション業界は他の業界と比べると癖のある人が多い気がします。
まとめ
女性セラピスト、男性セラピストのメリット・デメリット
についてでした。
女性が有利、男性が有利かは関係なく長く続けている方は、
どうやったら指名が取れるのだろう、
癒すには、
楽になって頂くにはなど、
人との違いを出していくにはどうしたらいいかを考え、常に向上心をもっている人だと思います。
この業界に入ったのには人を癒したいやお金のため、接客が好きなど様々な理由があると思いますが、
もし辞めたくなった時は、この仕事を選んだ目的は何だったのかをもう一度考えて進む道を決めてもいいかと思います。