女性セラピストが男性のお客様を施術するときお客様の中には、
足をやたら動かしてくるなとか、
プライベートの予定ばかり聞いてくるなとか、
なんかこの人ちょっと変だなと思う人がいるかと思います。
リラクゼーションサロンは仕事柄、非常に近い距離でお客様と接する事になります。
男性のお客様の中には下心ありで来店される方もいるように見受けられ、
実際に手を握ってきたり、電話番号を聞かれたり、誘われたりすることもあります。
特にアカスリでは、セラピストが若い女性の場合、もっととんでもないお客様がいたりします。
そんな状況にどう対応したら良いか、お客様のセクハラ対応について書いていこうと思います。
個室サロンやそれに近い場合
個室のサロンではお客様と1対1になりますので密室のような状態になります。
個室でボディケアを行なっているとき、エステは特にかもしれません。
個室でない場合でも、タイ古式マッサージは、他の施術と比べると密着度が高いため狙われやすいです。
もし、そこで手や腕の施術をしているときにお客様が手を握ってきた場合、
新人セラピストでそんな事されるなんて予想もしてないのに
「今手を握られてる、どういうこと」
と思って、ビックリして反射的に握り返したり、手を引っ込めたりしてしまうかと思いますが、
その反応が楽しかったりする図太いお客様もいますので、
そういう時に
手を握ってきたら、
「どうしました、大丈夫ですか。」
「握らないでくださいね。」
などはっきりと言ってあげましょう。
それか、無言で手を振りほどきましょう。
難しいかもしれませんが、動揺せずに毅然とした態度で接すれば、
このセラピストには隙がないな、何をやっても無駄だなと思い静かに施術を受けてくれるようになります。
中にはめげずにやってくるお客様もいますが…
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アカスリの場合
アカスリはお風呂の中で行うため裸にタオル一枚になります。
オイルを使うコースもあるため、オイルの施術を目的に勝手に興奮して見せてくるお客様もいるそうです。
もうそうなるとお客様ではないですね。
そういった場合は、その場から離れて即店長またはチーフ、リーダーなどの責任者や温浴施設の方に報告しましょう。
場合によっては出入り禁止にしてくれます。
何故このようなお客様がいるのか?詳しい心理は分かりませんが、
風俗とは違う“いけないことをしているような興奮”があるのかもしれません。
セラピストが勘違いさせてしまう場合
リラクゼーション業界のような直接身体にに触れる仕事は、時にお客様を勘違いさせてしまうことがあります。
これは施術というよりは、話し方、話す内容、接し方などでお客様は
「もしかしたら自分に気があるんじゃないか」
「自分のことが好きなのかもしれない」
と思わせてしまうことがあります。
セラピストからすると「そんなの勝手に勘違いするお客さんが悪いんじゃん」と思うかもしれませんが、
セラピストはプロとして、お客様と近すぎる関係にならないように、
意識して、節度を持って接客をしていったほうがいいかと思います。
たとえ指名を取るためでもです。
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まとめ
お客様のセクハラ対応
についてでした。
私が聞いた話では、あるサロンで電話番号を聞かれて帰り際抱きつかれたり、
ホテルに誘われたりという事があったそうですが、店長に報告して出入り禁止になったそうです。
当然ですが、携帯番号を聞かれても絶対に教えてはいけません。
プライベートなことなのでお教えできませんと断りましょう。
今回書いたのはほんの僅かなお客様の例ですが、こういうこともあると思っておき、対処できるようにしておいた方がいいかと思います。
そして何かあった場合、お客様から困ったことをされたり不快な思いをしたときは必ず上司に報告しましょう。
出来ればお店の従業員全員で共有し、全体であのお客様は要注意だと分かるようにするのが再犯を防ぐ手段にもなります。